通信制高校が気になったとき、最初にする行動といえば「学校探し」。
そしてその第一歩が 資料請求(パンフレットの取り寄せ) です。
もちろん、ホームページを見れば基本的な情報はわかります。
しかし、実際に手元に届くパンフレットや資料は、より詳しく、よりリアルにその学校を知ることができるもの。写真や図表、卒業生の声などは、画面越しには伝わりにくい「雰囲気」まで感じ取れます。

20年前は今ほど資料等がなく、手探りでした。
今は各学校の特色が資料等でよくわかります。
一方で、資料請求について調べてみると、こんな声もよく目にします。
- 「営業の電話がたくさんかかってくるって聞いた!」
- 「気になる学校が多すぎて、しぼらないといけない?」
こうした不安から、資料請求をためらってしまう方も少なくありません。
そこで今回は、実際に私や娘が20校以上に資料請求をした体験をもとに、資料請求のベストな時期や注意点、そして効果的な活用方法を丁寧に解説していきます。

通信制高校の資料請求はいつがベスト?
高校入学前に検討している場合
中学生が新入学として通信制高校を検討する場合、中学3年生の夏〜秋頃に資料請求を始めるのがおすすめです。
- 夏休み中にオープンスクールや学校説明会が多く開催されるため、事前に資料を取り寄せて比較しておくとスムーズ。
- 秋以降は出願や願書配布が始まる学校もあり、早めに請求しておくと焦らず準備できます。
娘の場合、中学2年の秋ごろより、複数校から資料を取り寄せ、その後の見学や説明会で「聞くべきこと」をあらかじめ整理できました。

転入・編入を考えている場合
高校生活の途中で転入や編入を検討する場合は、入学希望時期の2〜3か月前に資料請求を済ませておくのがベストです。
- 転入の多い時期は「4月」と「10月」。
- そのため、1〜2月頃、または夏休み前の7〜8月頃に資料請求をして情報を集めておくと安心です。
特に転入や編入は「急に学校を変えたい」と思い立つこともあります。そのため、候補校の資料を先に手元に置いておくと、いざというときにすぐ動けます。

ちょっと気になるな・・・というタイミングで
早めに取り寄せておいてもいいと思います。

資料請求をするメリット
- 最新情報を得られる
ホームページは常に更新されているとは限りません。資料請求をすると、最新の学費、学習内容、卒業率、進路実績などがまとめられた冊子が届きます。 - 学校ごとの雰囲気を比較できる
パンフレットには生徒の声や学校生活の写真が載っていることが多く、学校ごとのカラーが伝わります。「明るくて自由な雰囲気」「学習重視で落ち着いた環境」など、自分に合うかどうかを直感的に感じられるのです。 - 説明会や相談会の準備ができる
事前に資料を読んでおくと、説明会で何を質問すればよいか整理できます。たとえば「費用の分割払いは可能か?」「アルバイトと両立できるか?」といった、自分に直結する具体的な疑問を用意できます。

資料請求の注意点
① 営業の電話は多い?
実際に請求してみると、確かに数校からは電話がありました。ただし、ほとんどは「説明会の案内」や「資料届きましたか?」といった簡単な連絡です。

我が家の場合、20数校に対して、6件ほどかかってきました。
しつこい勧誘のような電話はほぼなく、すべてに「子供とゆっくりみさせてもらいます」「考えさせてもらいます」という会話で10分もかからず終わりました。
マンモス校といわれるような全国的に入学可能な学校や、ある程度名が知られている学校の中には、何度かお電話いただくことがありました(2校)

1校は学校見学も行ったうえで、娘が選ばなかった学校。こちららは入学後も「どこに決まったか?」等も聞かれたので、選んだ学校の良かったところを沢山お伝えいたしました(笑)
あきらめてくれたのか、以後かからなくなりました。こちらは全部で3回の電話。これが最多でした。
もう一つ、こちらも全国展開されている学校で、半年に1回のペースで案内の封筒が届きます。電話も最初は2度かかりましたが、「もう別で決まりました」といい、すぐにやり取りは終了。
このように、私自身は電話がかかってくることの方が少なかったです。もちろん、資料請求する学校によって違うかもしれません。
事前にかかってきた際の返答をいくつか準備しておき、お伝えする形でいいかなと思います。また、電話が苦手な人は、申込み時に「メール連絡希望・電話不可」と書いておくと少し安心です。

② 何校まで請求していい?
「たくさん請求すると迷うのでは?」と思うかもしれませんが、最初は気になる学校をすべて請求してOKです。
私の娘は20校以上に資料を請求しましたが、その中から自然に「自分に合わない学校」が見えてきて、最終的には数校に絞れました。むしろ少ない候補だけで決めてしまうと、選択肢を狭めて後悔する可能性もあります。

資料やパンフレットには、その学校の特色が表れています。
時間をかけてゆっくり見ることもできるので、しっかり請求しましょう。
✅ 通信制高校を選ぶためのチェックポイント|自分を知るチェックリストで後悔しない学校選び

③ ネット情報だけに頼らない
インターネットの情報は一部省略されていたり、古かったりする場合があります。
パンフレットを見比べると、
- 学費の細かい内訳
- 授業のコースやサポート体制
- 卒業率や進路先の具体例
など、公式サイトには載っていない情報が得られることも多いです。

娘はコースを並んでいたので、パンフレットを見たことで
行きたい学校が決まりました。

実体験|20校以上の資料を取り寄せて感じたこと
娘と一緒に20校以上の資料を取り寄せ、机に並べて比較したときのことを覚えています。
- デザインがカラフルで写真が多い学校 → 「学校生活を楽しめそうな明るい雰囲気」
- カリキュラム中心で文字が多い学校 → 「学習重視で真面目な校風」
- 進学実績を大きく掲載している学校 → 「大学進学に強い」
と、それぞれの個性が一目で分かりました。
資料を集めたからこそ「自分に合う学校はどこか」を冷静に判断できたのだと思います。もし数校だけで決めていたら、きっと後悔していたでしょう。

パンフレットを見ることで、自分がどんな学校に行きたいのかを
よりリアルに考えることができました。
また、説明会に行ったときも、事前に資料を読んでいたおかげで「パンフレットのここに書いてあったことを、もう少し詳しく知りたい」と質問でき、より深く理解できました。

資料請求の方法(手順紹介)
通信制高校の公式サイト、または一括資料請求サイトへアクセス
まずは興味のある通信制高校の公式ページ、または複数校のパンフレットをまとめて取り寄せられる一括資料請求サイトを開きます。
「どの学校がいいかまだ決めきれていない」という方には、一括資料請求サイトの利用がおすすめです。
「とりあえず」いくつかパンフレット、資料等をみているうちに、自分がどんな学校に通いたいか?がわかってきます。

一括請求といっても、ほとんどのサイトでは自分が気になる学校にチェックを入れた分だけ送ってもらえます。
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気になる学校をチェックして請求フォームに入力
一覧から気になる学校にチェックを入れて、必要事項(住所・氏名など)を入力します。
ほとんどのサービスが 5分程度で完了 するので、スマホからでも簡単に申し込みできます。
最初は戸惑うかもしれませんが、動き出すことで未来像がえがきやすくなります。
数日〜1週間で自宅にパンフレットが届く
申し込みから数日後、ご自宅にパンフレットが届きます。学費やカリキュラム、スクーリングの頻度などを見比べながら、家族と一緒に検討してみましょう。

複数校を取り寄せて並べてみると、違いがはっきりして進路を決めやすくなります。
💡 ワンポイントアドバイス
資料請求は無料でできるうえ、早めに取り寄せるほど比較に余裕が持てます。気になる学校は、迷わず請求しておくと安心ですよ。
資料請求を効果的に活用するコツ
- 請求したらすぐに開封して読む
届いたまま積んでしまうと意味がありません。届いたその日にパラパラめくって「気になるページ」に付箋を貼っておきましょう。 - 比較表をつくる
学費・スクーリング日数・サポート内容など、自分にとって重要な項目を表にして比較すると違いがわかりやすくなります。 - 家族と一緒に見る
親の視点と子どもの視点は違います。家族で資料を一緒に見ながら意見を交換すると、思いがけない気づきがあります。

資料請求をする前に、ある程度、勉強がしたい、体験がしたいなど
方向性を家族で共有しておくと、絞りやすく、チェックしやすくなります。

まとめ
通信制高校の資料請求は、進路を考える上での「最初のアクション」
- ベストな時期は、新入学なら「中3の夏〜秋」、転入なら「希望時期の2〜3か月前」
- 気になる学校はすべて請求してOK。比較する中で自然と絞れていきます。
- 営業電話は申込み時に工夫すれば最小限にできる。
- 資料はオープンスクールや説明会での質問準備にも役立つ。
我が家の場合も、20校以上の資料請求をしたからこそ「納得できる進路選び」ができました。
まずは気軽に資料請求をして、手元に並んだ学校のパンフレットを見比べてみてください。きっと「自分に合う学校」が見えてくるはずです。


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