「中学に通えていないけれど、この先どうなるのだろう」
「子どもの進路を考えると胸が苦しい」
不登校という状況は、本人にとっても保護者にとっても、心や体に無理がかかってしまうことがあります。
理由がはっきりしている場合もあれば、言葉にできないまま、気づいたら教室から足が遠のいていた…ということも少なくありません。

通信制高校について聞かれるとき、多くの方が
「不登校」の悩みを抱えておられます。
どんな理由であっても、誰よりもつらく苦しい時間を過ごしているのは、本人とそのご家族です。
この記事では、不登校から通信制高校を考えるにあたって大切なことを、優しく、分かりやすくお伝えしていきます。

不登校は「特別なこと」ではない
文部科学省の調査によると、全国で不登校の小中学生は増加傾向にあります。決して珍しいことではなく、多くの子どもたちが同じように悩み、親も一緒に心を痛めています。
- 友人関係やいじめ
- 学習の遅れやプレッシャー
- 発達特性や体調の不調
- 理由が分からないまま不安になる
不登校の背景はさまざまですが、共通して言えるのは「その子が弱いから」では決してないということ。環境が合わなかったり、今は立ち止まる時期だったり、それぞれに事情があります。

今はネット社会。昔と違い、さまざまな情報社会の中で
昔とは生活環境が皆、ガラリと変化しています。

中学生が直面する「進路」という大きなテーマ
中学3年生になると、必ず目にするのが「進路」という言葉です。
日本の多くの中学生は、人生で初めて「受験」を経験します。
- はっきりと夢を描いて高校を目指す人
- なんとなく「高校に行くもの」と考える人
- 進学に疑問を抱いて立ち止まる人
どの考え方も間違いではなく、正解も不正解もありません。むしろ、人生の選択を初めて体験するからこそ、悩んで当然です。
不登校であればなおさら「これからどうしたらいいのか」「進路を決められるのか」と悩みは深くなります。でも、ここで「正しい答え」を出さなくても大丈夫。立ち止まることも、大切な時間の一部です。

不登校から高校進学を考えるときの不安
「通えるだろうか」「友達はできるのか」「勉強についていけるのか」
本人が抱える不安は大きく、保護者も同じように悩みます。
特に中学時代に不登校を経験した子にとっては、高校という新しい環境がまた大きな壁に見えることがあります。
しかし、近年は「不登校経験のある子ども」を受け入れる体制が整った学校も増えてきました。その中でも注目されているのが 通信制高校 です。
✅ 親子で通った通信制高校のリアル体験記|入学前の不安と決断
通信制高校という選択肢
通信制高校の特徴
通信制高校は、全日制や定時制とは異なり、通学日数や学び方を柔軟に選べるのが大きな魅力です。
- 通学型:週5日や週3日など、自分に合ったペースで通学
- 通信型:自宅学習中心で、必要な時だけ登校
- オンライン型:パソコンやタブレットを使って授業を受ける
自分に合ったスタイルを選べるので、無理をせず、安心して学び直すことができるんです。

通信制高校の入試は「話し合い」の場
「受験」と聞くと緊張しますが、通信制高校の多くは筆記試験よりも面接や書類選考が中心です。
これは学力を測るためだけでなく、「この子をどうサポートしていこうか」と学校が考えるための時間でもあります。

我が家は中学3年の受験を経て入学。当時の面接で緊張していたはずの
娘は、「色々きいてもらえて楽しかった」と言っていました。
つまり、あなたやお子さんが「どんなふうに過ごしたいか」を伝えることが大切。特別な準備をしなくても、自分の思いを話せば大丈夫です。
✅ 通信制高校の入試内容まとめ|作文・面接・学力試験の有無を解説

いつからでも入学できる安心感
通信制高校は、4月入学に限らず「随時入学」が可能な学校も多いです。
つまり、もし今進路に迷っていても、「行きたい」と思ったタイミングでスタートできるんです。
「周りがみんな受験しているから焦る…」
そんな気持ちになっても大丈夫。通信制高校には「自分のペースで進める」道が用意されています。
✅ 通信制高校の入学時期|4月入学・10月入学の違いと選び方

不登校から通信制高校を選ぶときのステップ
1. 気になった学校の資料を取り寄せる
まずはパンフレットを取り寄せ、学校の雰囲気を知ることから始めましょう。学費、授業内容、スクーリングの場所などは学校ごとに違います。
✅まずはここから!資料請求前にするべきこと>>通信制高校を選ぶためのチェックポイント|自分を知るチェックリストで後悔しない学校選び
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2. 説明会や個別相談に参加してみる
「少し行ってみようかな」と思えたら、説明会やオープンキャンパスに足を運んでみるのもおすすめ。実際に先生や在校生と話すことで、不安がやわらぎます。

3. 無理のない範囲で第一歩を踏み出す
「すぐに決めなきゃ」と焦らず、気持ちが整ったときに一歩を踏み出せば大丈夫。
通信制高校は「今すぐ」でなくても大丈夫な仕組みが整っているので、本人のタイミングを大切にしてあげましょう。
「高校だけが進路じゃない」多様な選択
「進学=高校に行くこと」と考えられがちですが、実は進路は高校だけに限られていません。近年は、不登校や学び直しを経験する子どもたちが増え、社会全体でも「多様な学びの場」が広がっています。
高校以外の進路やサポートなどには、以下のようなものがあります。
1. フリースクールという選択肢
フリースクールは、学校に通うことが難しい子どもたちが安心して過ごせる居場所です。学習だけでなく、人とのつながりや自分らしい活動を大切にしており、通う子どもに合わせた柔軟なスタイルがあります。
- 学校に代わる日常の居場所
- 勉強だけでなく、趣味やコミュニケーションも重視
- 将来的に通信制高校や高卒認定につなげることも可能
✅ 通信制高校とフリースクールの違い|メリット・デメリット比較

2. 高卒認定試験(旧大検)で学歴を得る
高校に進学しなくても、高卒認定試験に合格すれば「高校卒業と同等の学力」を証明できます。合格後は大学や専門学校への進学も可能で、将来の選択肢を広げられる制度です。
上記のフリースクールで人との関わりを経験しつつ、高卒認定試験を目指す人も増えています。
✅ 通信制高校と高卒認定の違い|メリット・デメリット比較と選び方
3. 相談できる場所を見つける
進路選びで迷ったとき、一人や家庭だけで抱え込むのは大変です。そんな時は、相談できる場所を活用しましょう。
- 学校や教育委員会の相談窓口
- フリースクールやNPOのカウンセリング
- オンラインでの進路相談や親の会
「相談すること」自体が、心の負担を軽くし、選択肢を広げるきっかけになります。
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保護者の方へ伝えたいこと
不登校からの進路を考えるとき、保護者自身も不安でいっぱいになります。
- 子どもが進路に悩むのは自然なこと
- 不登校であっても「選択肢がある」という安心を伝えてあげることが大切
- 親自身も「比較していい」「焦らなくていい」と知っておくこと
保護者が安心している姿は、子どもにとって大きな支えになります。
✅ 通信制高校を選んで後悔しないために|体験談と進路選びのアドバイス

まとめ:あなたのタイミングで大丈夫
不登校からの進路選びは、本人にとっても保護者にとっても簡単なことではありません。
でも、通信制高校という道は「いつからでも始められる」「自分のペースで学べる」選択肢です。
あなたの歩幅に合わせた高校生活が、必ず見つかります。
焦らないこと、時間をかけていもいい、心が動くその時で大丈夫、ということをぜひ、覚えておいてほしいなと思います。


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