「通信制高校って実際いくらかかるの?」
「入学金や授業料、通学費は?」
これから通信制高校を検討している方にとって、費用は大きなポイントですよね。

本当にかかる費用は、結局いくらなの?
と、パンフレット見るたびに思いました。
私自身、娘が2025年から通信制高校に通うことになり、実際にかかった費用を細かく記録してきました。今回はそのリアルな内訳を、入学時から在学中まで順を追ってご紹介します。

入学時にかかる費用(合格~入学直前まで)
通信制高校では、出願→合格→入学直前と複数のタイミングで支払いが発生します。私たちの場合は、入学の半年前から順次支払っていきました。
入学金・入学検定料
- 検定料:10,000円(入学前の受験時期に支払い)
- 入学金:10,000円(合格後に支払い)
この2つは「学校に通うための最初のハードル」です。願書提出時に検定料を、合格後に入学金を納入しました。
✅ 通信制高校の奨学金・教育ローン活用法|種類・条件・注意点まとめ
専用PC購入(学校推奨品・割安)
- 60,000円(11月合格、年明けの1月に購入)
通信制高校はパソコンやタブレットが必須なことが多いです。私たちは学校推奨の割安モデルを購入しました。あらかじめ学校が用意してくれるものだと設定も簡単で安心です。

教材費・テキスト代(初年度)
- 0円(諸経費や単位取得費に含まれていたため)
学校によっては教材費が別にかかる場合もありますが、今回の学校では初年度教材費が諸経費に含まれていました。

これは学校によって異なることもあるみたいなので、
気になる方は事前相談時に聞いておくといいですよ。
✅ 公立と私立でも、いろんな基準が異なります!>>公立通信制高校の魅力とは?費用・特徴を解説
入学直前に支払うもの(まとめて納入)
通信制高校では、入学直前に「授業料・単位取得費」や「施設費」などを一括で支払うケースが多いです。

授業料・単位取得費
- 260,000円
通信制高校は「1単位いくら」で計算されるのが一般的です。今回の学校では26単位を履修予定で、事前に授業料として支払いました。

3年間通う予定ですが、年度ごと単位数が異なります。
資料等で確認しておきましょう。
✅ 通信制高校の単位取得方法|レポート・試験・出席日数の基準を解説
補習費
- 280,000円
これは授業料とは別ですが、必ず必要な(決まっている)金額でした。コースによっても違いました。

設備費・諸経費(年間):初年度は合格後すぐ
- 60,000円
施設維持費・オンラインシステム利用料・印刷費などが含まれています。通信制高校ではこの「諸経費」が意外と大きいので要チェックです。
これは1年目は合格後、入学金と一緒(11月)に支払いました。
2年目と3年目は、授業料と同じ3月の支払いになるようです。
✅ 通信制高校の隠れた費用まとめ|学費以外に必要なお金と節約のコツ
課外活動・クラブ活動費
- 15,000円(前半参加分・入学時に支払い)
ボランティア活動やクラブなど、入学前に申し込んだものは先にまとめて支払いました。

これは必須ではないので、必ずしもかかる
費用ではありません。あくまでも、我が家の場合。
✅ 通信制高校で部活やサークルはある?活動の実態と探し方を徹底解説

就学支援金による減額
2025年現在、通信制高校の場合、「1単位につき約4,800円」が就学支援金として支給されます。
我が家の場合は、26単位×4,800円=約125,000円が差し引かれ、最終的な支払いは約570,000円となりました。(約590~910万円未満の世帯)
通信制高校の費用は高く見えますが、この就学支援金制度を利用することで大きく負担を軽減できます。
| 費用項目 | 金額(円) | 支払い時期・補足 |
|---|---|---|
| 入学金・検定料 | 検定料10,000 / 入学金10,000 | 入学の半年前に支払い(11月) |
| 専用PC購入(学校推奨) | 60,000 | 合格後に購入(学校推奨品)(1月) |
| 教材費・テキスト代(初年度) | 0 | 諸経費または単位費用に含まれる |
| 授業料・単位取得費 | 260,000 | 入学直前にまとめて支払い(26単位分)(3月) |
| 補習費(授業上乗せ分) | 280,000 | (3月) |
| 設備費・諸経費(年間) | 60,000 | (11月) |
| 課外活動・クラブ活動費(前半) | 15,000 | (3月) |
| 合計(就学支援金控除前) | 約695,000 | ここから就学支援金が差し引かれる |
| 就学支援金(26単位×4,800円) | 約125,000引き | 最終的な支払い額 約570,000円 |

通学中に必要となってくるもの(毎月の費用)
入学して終わりではなく、在学中にもさまざまな費用がかかります。ここでは我が家の「毎月・毎学期かかるもの」をまとめました。
通学・交通費(普段の移動)
- JR通学、最初の3か月は定期を購入(月約8,000円)
途中、7月初旬に定期の期限が切れましたが、週に2~3日、夏休みまで少しだったのあとは切符購入に。
全日制のように毎日通うことがない場合は、必ずしも定期が必須ではなく、回数券等でまずは様子をみてもいいと思います。
定期代の使い方次第で節約が可能です。
✅ 通信制高校のオンライン授業|メリット・デメリット・仕組みを徹底解説

通信費・ネット環境
- 追加費用:0円
在宅学習は基本はなく、もともとネット環境が整っていたので追加負担はありませんでした。もし新しくWi-Fiやタブレットを用意する場合は初期費用+月額料金が必要です。
制服・私服・通学用バッグ・靴
- ジャケット・スカート・シャツ(夏・冬)、コート、カーディガン、ベスト、靴、ソックス、リュックなど、トータル約60,000円
通信制高校は制服が任意購入のことが多く、私たちは「制服風」スタイルを少しずつ揃えました。1年ほどかけてゆっくり準備できるのもメリットです。

中学3年生になってすぐに志望校をしぼったので、そこからは
楽しみながらゆっくり準備しました!

スクーリング中の昼食・飲食代
- 週に1〜2回ほど学校近くのお店で昼食、月に約7,000円程度
意外と見落としがちな費用です。スクーリングがある日には、外食代がかかることも計算に入れておくと安心です。
お弁当を持ってきて食べたりも可能です。しかし、娘の学校では多くの子が昼食時間避けて、午前もしくは午後のみのスクーリングスタイルをとっています。
娘の場合は1日コースだったので、昼食がどうしても必須。教室でのお弁当が気持ち的に難しかった娘は、外出して昼食していたようです。
✅ 通信制高校を選んで後悔しないために|体験談と進路選びのアドバイス
学習・生活に付随する費用
通信制高校では学校やコースによって、レポート提出方法や授業スタイルが異なります。わが家のケースは以下の通りです。

レポート印刷・郵送費
- 0円(オンライン提出不要のコース)
学校指定アプリ・オンライン授業システム利用料
- 0円(オンライン授業ではないコース)
資格試験受験料(プライベート)
- 娘は前半で1つ受験し、5,000円
漢検・英検・TOEICなどは個人の希望によって受験回数が変わります。進学や就職の準備として受験する人が多いです。
入学半年で在学中にかかった主な費用まとめ(毎月・随時)
| 費用項目 | 金額(円) | 補足 |
|---|---|---|
| 通学・交通費(JR定期) | 月約8,000 | 長期休暇が多いため定期の見直し可 |
| 制服・私服・通学用バッグ・靴 | トータル約60,000 | 1年かけてゆっくり準備 |
| スクーリング中の昼食・飲食代 | 月約7,000 | 週1〜2回外食 |
| レポート印刷・郵送費 | 0 | 郵送不要コース |
| 学校指定アプリ・オンライン授業システム利用料 | 0 | オンライン授業ではないコース |
| 資格試験受験料 | 5,000(1回分) | 受験回数は個人差あり |

かかった費用の合計とポイント
入学時にまとめてかかった費用は、
- 入学金・検定料・専用PC・授業料・補習費・設備費・課外活動費を合わせて約65万5千円。
そこから就学支援金(約12万5千円)が引かれ、最終的には約57万5千円の支払いになりました。
在学中は、
- 交通費(約月8,000円)
- 制服や私服代(約60,000円)
- スクーリング中の昼食代(約月7,000円)
- 資格試験受験料(5,000円)
などが続いています。

今後はコース変更で、交通費や昼食代が減額すると
思います。その分、試験等に使っていきたいです。
こうして見ると、通信制高校は一見安く感じても「まとめて支払う初期費用+月々のランニングコスト」があることがわかります。

これから通信制高校を検討する方へ
通信制高校は、自分のペースで学べる柔軟さが魅力ですが、費用の仕組みは全日制とは異なります。
ポイントは「支払いタイミングと金額の把握」です。
- 入学前から支払いスケジュールを確認する
- 就学支援金の申請方法を早めに調べておく
- 通学回数やスクーリング形態で交通費を節約する
- 制服やバッグは少しずつ揃える
こうした工夫で負担を減らしつつ、安心して通える環境を整えられます。

まとめ
今回の記事では、我が家が通信制高校に通うにあたって実際にかかった費用をすべて公開しました。
- 入学金・検定料・専用PCなど初期費用
- 授業料・補習費・諸経費などの固定費
- 通学費・制服・昼食代・資格試験などの変動費
数字で見ると現実感が湧きますし、他のご家庭がこれから準備する際の参考にもなるはずです。
通信制高校を選ぶときは、「学びのスタイル」と同じくらい「費用の見通し」を持つことが、後悔しないためのポイントです。
次回はさらに「就学支援金」について、詳しく解説していきたいと思います。


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