「通信制高校とサポート校ってどう違うの?」
「サポート校は必要なの?」
進路を考えるときによく出てくるこの疑問。
私は20年以上前に通信制高校を卒業しました。当時は「サポート校」という言葉は今ほど一般的ではなく、通信制高校といえば「レポート提出とスクーリングをこなして卒業資格を得る場所」というイメージでした。

ちなみに私はサポート校でした。通信制高校自体が少なく、
自分の環境に合わせると、自然と行ける学校が限られました。
しかし2025年の今、通信制高校は全国に広がり、さらに 「サポート校」 という存在が通信制を支える仕組みとして注目されています。
この記事では、通信制高校とサポート校の違い・役割・利用の必要性を、全国的な割合やネット主体の学校の特徴も交えて徹底解説します。

そもそも通信制高校とは?
通信制高校は、基本的には文字通り「通信教育の仕組みで学べる高校」
- レポート(課題)の提出
- スクーリング(登校日)への出席
- 単位の取得
を積み重ね、3年以上在籍して必要単位を修得すれば卒業資格(=高卒資格)が得られる学校 です。
👉 通信制高校は「高等学校」としての正式な学校。卒業すれば履歴書に「高卒」と書けます。
サポート校とは?
一方で「サポート校」は、法律上は「学校」ではない民間の教育機関 です。
役割はあくまで 通信制高校に通う生徒をサポートすること。
- 学習面の補習
- レポートや試験対策
- 生活リズムのサポート
- 進路指導やメンタルケア
などを担っています。

基本的には通信制高校の「私立」とセットになっていることが
ほとんど。私は私立として選んで、あとで知りました…!
わかりやすくいえば、通信制高校には、
- 公立
- 私立
- サポート校プラスの私立(2つの学校に同時在籍する感じ)
この3パターンがあると思ってください。
通信制高校とサポート校の違い【比較表】
| 項目 | 通信制高校 | サポート校 |
|---|---|---|
| 法的な位置づけ | 学校教育法に基づく「高等学校」 | 法律上の「学校」ではない民間教育機関 |
| 卒業資格 | 3年以上在籍+単位修得で「高卒資格」 | 卒業資格は得られない(通信制高校に在籍して初めて卒業可能) |
| 学習スタイル | レポート提出・スクーリング・試験 | 通信制の学習を補助する授業やサポート |
| 目的 | 高校卒業資格を得ること | 通信制での学びを続けやすくする環境提供 |
| 費用 | 公立:年間約5〜7万円/私立:20〜40万円以上 | 年間20〜60万円程度(通信制の学費とは別に必要) |
| 利用対象 | 高卒資格を取りたいすべての人 | 通信制高校に在籍している生徒(主に私立通信制と併設) |
全国における通信制高校とサポート校の割合
- 通信制高校の数:全国で約330校(2025年現在)
└ 公立:約80校、私立:約250校 - 在籍生徒数:およそ30万人(高校生全体の約10人に1人)
一方でサポート校は、正確な統計はありませんが、全国に 数百校規模 存在すると言われています。特に首都圏や都市部に多く、私立通信制高校とセットで運営されているケースが一般的です。

通信制高校+サポート校の費用シミュレーション(年間目安)
| 学校・組み合わせ | 年間費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 公立通信制のみ | 約5〜7万円 | 授業料は安いが、レポートや学習を自分で進める必要あり |
| 私立通信制のみ | 約20〜40万円 | 通学日数やコースによって差あり。進学・専門コースなどが豊富 |
| 公立通信制+サポート校 | 約25〜60万円 | 学費は安いが、サポート校の費用が追加でかかる。サポートを受けられる安心感 |
| 私立通信制+サポート校 | 約40〜100万円以上 | 進学サポート・専門学習が充実。ただし家庭への費用負担は大きい |
ポイント
専門的な学習や進学を目指す → 私立+サポート校が安心。
サポート校は 年間20〜60万円 程度が相場。
ただし、「通信制高校の学費」とは別に支払う必要がある。

サポート校の場合、サポート校費用+私立費用がかかるので、
2校分を払う仕組みです。かなり高額になる学校も。
学費を抑えたい 場合は、 公立一択ですね!
現在は私立校のみとして運営されている学校が少なく、サポート校とセットでの私立校が一番多いように感じます。
私は20年前、サポート校を卒業していますが、当時は学校の数が少なく、選択すらできませんでした。やけに金額が高いなと思ったのも事実…なので、子供の時には沢山資料を集めて、隅々までチェックして、現在の私立高校に入学しました。
よく資料などを見比べて、「私立のみの費用でいい学校か」「サポート校になるのか」というのを、確認する必要があります。
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ネット主体の全国規模の学校はどっち?
ここ数年で増えているのが「ネット主体で学べる全国型通信制高校」
2025年度も続々、新しい学校が増えています。

- ネット主体=通信制高校
(例:N高等学校など)
全国どこからでも入学でき、授業やレポート提出はネット完結。
現状では、ネット主体の高校は、「私立」がほとんどだと思われます。
ただし、続々と増えているので、やはり資料やホームページ等でしっかりとチェックしてみてくださいね。

私の学校にも、ネットのコースがあります!しかし、ネットのみだけでは卒業はできません。規定回数の登校(スクーリング)が定められています。
サポート校を利用すべき人は?
では、どんな場合にサポート校を利用するのがよいのでしょうか。
1. 自分一人での学習が不安
「レポートを一人で進めるのが難しい」「学習習慣が続かない」という生徒にとって、サポート校の補習授業は安心材料になります。
2. 生活リズムを整えたい
毎日の登校が少ない通信制高校では、生活が不規則になりがち。サポート校に通うことで、週に数日「登校習慣」を持てるのは大きなメリットです。
3. 進路やメンタルの相談がしたい
進学・就職に向けたサポートや、心のケアも受けられるため、不安が大きい生徒や保護者にとって心強い存在です。

サポート校を卒業した私としては、私立のみもサポート校セットも一緒。
特色や雰囲気をみながら、自分に合う学校を選びたいですね!
サポート校を利用するメリット・デメリット
メリット
- 学習習慣を保てる
- 先生や仲間とのつながりが増える
- 進路指導・受験対策を受けやすい
- 親としても安心できる
デメリット
- 費用が高い(通信制高校の学費+サポート校の費用が必要)
- 学校によって質の差が大きい
通信制高校とサポート校の選び方ポイント
- 通信制高校だけで十分か?
→ 自主的に勉強できる子はサポート校不要。 - サポート校の費用に無理はないか?
→ 通信制+サポート校で年間100万円以上になるケースも。 - 進学を目指すか?就職を目指すか?
→ 進学希望ならサポート校の指導力を確認。 - 在校生や卒業生の声をチェック
→ パンフレットだけでなく、口コミや説明会で雰囲気を知る。

まとめ
- 通信制高校:正式な学校。卒業すれば「高卒資格」が得られる。
- サポート校:通信制高校に通う生徒を支える民間機関。学習・生活・進路のサポートを担う。
全国的に見ても、通信制高校の在籍者は年々増え、いまや高校生の 10人に1人。その中でサポート校併用の通史性高校を利用する生徒も多くいます。(サポート校のほとんどが私立とセットで運営)
ただし、サポート校は必須ではありません。
👉 自分で勉強できるなら公立・私立のみの通信制高校で十分。
👉 学習や生活に不安があるならサポート校が助けになってくれる場合もある。
大切なのは「どちらがいい・悪い」ではなく、自分に合った環境を選ぶことです。
この記事が、通信制高校とサポート校の違いを理解し、進路選びの参考になれば幸いです。


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